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美しきかな「右脳」と「左脳」の架け橋

Other January 6, 2019 0 Comments

内情を知る社外の経営者や関係者から 「kay meはファッション事業が主力だけれども データに基づいたロジカルな経営をしている」 と言っていただくことがあります。     おそらく経営チームの特性が出ているのだと思いますが 私自身もどちらかというと、 第一印象は「冷静で左脳型」にとらえられることが 多いほうかもしれません。   私が20代のとき経営戦略コンサルティング会社に入社した理由は もともと自分は「右脳」が発達していて、 逆に「左脳」にコンプレックスがあったためでした。 得意!といかなくても、 論理的な考え方いわゆる「左脳思考」を不得手だと 思わないレベルに鍛えたかったというのでした。   それから15年ほど、 「叩き込まれ」た経営戦略のフレームワークや論理思考のおかげか すっかり「左脳」的考え方が大好きになりました。     しかし、一方で、kay me のデザインや ブランドアートに関するディレクターとして コンセプトつくり、ものづくりのプロセスと最終化に関しては、 とくにシェイプ、素材の触感、生地の色、 プリントの構成と色調バランス、 グラフィックや立体の空間の取り方など・・・   こちらも、とてもワクワクして楽しくこだわりがあります。   実は、自分が五感や直感をもとにした仕事に つくのがよさそうだと思った起源は、いつかの小児検診のとき。 医師から 「この子は、五感にすぐれているので、  将来は味覚や視覚、触覚を利用した職業につくとよい」と 言われた記憶の断片が残っているからなのです。   そんなこんなで、自分の中にある「左脳」と「右脳」を 意識し続けてきた人生ですが、20代前半で読んだ 「ハイコンセプト」(ダニエルピンク)は衝撃的でした。 まだ読まれていない方はぜひおすすめです!   *** 先日、同じ女性経営者とお話ししていたときにも   「仮説構築やアイデアの発想のスタートは『右脳』のインスピレーションや  経験からの『あたり』がもとになっていて、    それを『左脳』で検証したり分析したりし  最終的には『右脳』つまり『野生の勘』で決めますよね」   という話にお互い納得。   まだ読んでない方は 内田和成氏の「仮説思考」そして「右脳思考」もおすすめです!…

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