第3話)「90個の布地から手作業で創る小さな鞄」の続き! さて、1つのピースに糊付けをし、裏に芯地を張り合わせたら 次に行うのは素早い「へりかえし」作業。 生地と芯地を張り合わせた平面を1つ1つのパート(部位)にしていくために 「へり」を追って、部位に仕上げていきます とくにへりのカーブの部分は、ピックを用い ギャザーを構築しながらカーブをつくる 多くつけすぎても固くなってしまい縫製がしにくくなる。 1つのストラップも、 そしてそのカーブもこんな職人さんの手作業で行われている・・ ぜひ、「角」をみたら職人さんの「へりかえし」の手作業を想っていただけるとうれしいです! そうして、お次はいよいよ・・・「縫製」 まずはいきなり組み立てる、のではなく 1つ1つ、つまり90もの部位の 「へりかえした部分」の強度をあげるために さらに1辺1辺をまず縫っていくのです! なんとまぁ・・・ 素材によって糸の強度を変えていく職人さん ヘリをすべて縫製して強度を高め、見た目を「ぴしっ」と美しくしていきます 1つ1つのパーツをヘリ縫いをし組み立てていきます そうして、ようやく1つ1つの部位を縫い合わせて1つの鞄の形にしていきます 思っていたより1000倍くらい手間のかかる作業に 声を失い、職人さんへの敬意の思いでいっぱいになりました。 そうして・・「品質検査」を念入りに さてデザイン画から1つのバッグが出来上がるまでの工程はいかがでしたでしょうか プロトタイプからここまでの手作業はいかがでしたでしょうか …