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ウィーン滞在記(1/3) ~「美しさ」はどうつくられるのか~

Other Travel January 9, 2020 0 Comments

  年末年始はVienna(ウィーン)におりました。   マーケッターとして、とある市場調査を。 今後の動きをうらなうとても明確なinsight があったように思います。 やはりヨーロッパは倫理観や概念セッター。 次に来るマーケットトレンドは やはり見に行き体感するのが一番な気がしました。   またデザイナーとしては・・・ 見ているうちにふつふつと湧き出るジェラシー! 「まったくViennaは哲学と美しかないのか! なんてセンスなんだ!」・・・というくらい 全てに思想があり美しすぎました。。。     クリムトなどとても著名で有名な絵画ですらも 実際に見てみると、 その表現力、立体感はプリントものの迫力とは全然異なりますが 構図としてもいつもは画集などではカットされている構図の端に とても意味の深い概念や思想が隠されていることが多々ありました。 全体で実際に見てみないと 作者の意図はほんとうの意味では理解できないようにも思いました。     また、絵画や芸術品など「美」の作り方としても そのもの単体にフォーカスし、空間の中で部分最適にとらえるのではなく   つねに何かをつくるにしても 城一個、屋敷一個、ダイニング一個・・・からの景観からとらえ 椅子や皿をデザインしていっている。     だから全体圧巻なんだなぁ・・・と考え方のスケールを感じました。 現代にもその美的センスを受け継ぐ者多数なら、 もうkay me のデザインセンターはViennaかな~・・・なんて思ったりも。   街並みは整然とし道は広く どの道も4頭馬車が通っていました、のような整然とした美しさ。 そこをシリア、トルコ、アフリカからの 移民のUBERドライバーが縦横無尽に活躍中でした。 半分は英語が通じないから、居場所をメッセしても、英語はわかんねぇよ、 と目前でキャンセルされる。 英語ができたらもっと稼げるのは地球共通の真理だなと日本や東京を憂いたりも。   美と哲学、宗教にもとづいた徹底した美意識。 現代のエシカルな波への一早い理解。 イギリスやフランスに比べるとまだまだだけど移民に助けられる経済。 小さな都市だけど、ロンドンやパリにはない、宇宙観がありました。     ウィーンでの様子は全3回でお伝えしていきます。 また中編もお楽しみに!   マウスグレー カシミヤバタフライ シャンパンゴールド 29ポケットウォレットバッグ 【セットアップ】セピア ジップアップニットブルゾン…

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