さて、1つのピースに糊付けをし、裏に芯地を張り合わせたら
次に行うのは素早い「へりかえし」作業。
生地と芯地を張り合わせた平面を1つ1つのパート(部位)にしていくために
「へり」を追って、部位に仕上げていきます
とくにへりのカーブの部分は、ピックを用い
ギャザーを構築しながらカーブをつくる
多くつけすぎても固くなってしまい縫製がしにくくなる。
1つのストラップも、
そしてそのカーブもこんな職人さんの手作業で行われている・・
ぜひ、「角」をみたら職人さんの「へりかえし」の手作業を想っていただけるとうれしいです!
そうして、お次はいよいよ・・・「縫製」
まずはいきなり組み立てる、のではなく
1つ1つ、つまり90もの部位の
「へりかえした部分」の強度をあげるために
さらに1辺1辺をまず縫っていくのです!
なんとまぁ・・・
素材によって糸の強度を変えていく職人さん
ヘリをすべて縫製して強度を高め、見た目を「ぴしっ」と美しくしていきます
1つ1つのパーツをヘリ縫いをし組み立てていきます
そうして、ようやく1つ1つの部位を縫い合わせて1つの鞄の形にしていきます
思っていたより1000倍くらい手間のかかる作業に
声を失い、職人さんへの敬意の思いでいっぱいになりました。
そうして・・「品質検査」を念入りに
さてデザイン画から1つのバッグが出来上がるまでの工程はいかがでしたでしょうか
プロトタイプからここまでの手作業はいかがでしたでしょうか
そして、最後に「祈る」
みなさんのもとでお役にたてますように
さて、今回で「90個の布地から手作業で創る小さな鞄」は最終回です
1つ1つの手作り鞄で
みなさまの暮らしとご活躍にお役に立てますように!
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