「魂(たましい)」を宿すこと

「魂(たましい)」を宿すこと

こんにちは。先日はkay me がうまれる場所のひとつ、
都内にある縫製工場に行っていました。
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右端にちょっとうつっていますように・・笑
今週から発売の衿つきラップドレスの最終の様子もうかがいに・・・
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工場の創業者である会長さんとはkay me を立ち上げてからのお付き合い。
昭和40年台に工場を立ち上げてから
アパレル業界の酸いも甘いも経験された経営者の先輩でもあります
70年代以前はそれほど既製服が主流ではなかった・・・
しかし、
やがて迎えた高度経済成長期の70年代、
そして黄金期の80年代、90年代前半で
大手企業との取引もあり、一気に既製服・大量生産の洋服が
市場に浸透した時代でもあったそう。
既製服の一気に拡大した需要と、好景気により
まさに「縫えば売れた時代」。
その後、大手企業が一斉に工場をアジアの拠点に移し
縫製工場経営に変化が訪れます。
現在は、海外生産の課題(工賃、品質、安全性など)をふまえ
ふたたび国内生産に一部ユリ戻す動きもあるけれど
関係性に疲弊し、多くの機能や仲間を失った状態でもあります
今回リリースいたしますこちらのラップドレスも
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上身頃の素材はほんとうに柔らかでのびやかで
裁断すると端(はじ)から丸まってしまいます
そのため1つ1つのパーツの全辺に手でテープを張り
ピンと伸びた状態でそれぞれを縫合していきます。
裁断も、女性が台の上にのり全身の力で重しをおさえて
手でカットしていきます。
上半身のすべての方の骨格に合うようなやわらかで繊細でストレッチ性のきわめて
高い素材を採択している反面、
裁断と縫製段階の扱いの難易度は極めて高くなっているのです
ほぼ、手作りと呼んでもいい工程です
会長さんからは
「事業の拡大は良いとしても
絶対にすべての拠点からけみさんの『魂(たましい)』はなしちゃだめですよ
場所から魂を離した瞬間、その場所は死んでしまいます」と。
とても含蓄のあるお言葉でした。
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また次回以降のブログでも工場さんのご紹介をいたしますね!
みなさま素敵な週末をおすごしください
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けみじゅんこ

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