幸之助さんの愛とフィードバック

幸之助さんの愛とフィードバック

先日、とある松下幸之助さんに関する本を読んでいたのですが
幸之助さんが部下や秘書に結構きびしく叱る(=フィードバック)ことがあったというくだりを読んでとても意外に思いました。勝手に「幸之助さん=優しそう」なイメージをもっていたので。
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しかし、日中に相当激昂しても、まだチャンスがあると認めている人にはその日中に電話をかけ「次にこの仕事をやってみないか」とだけ言ってこられたそうです。
厳しく指摘された人は、その電話をもって「まだ認めてもらっているんだ」と逆にやる気になったというエピソードもかかれてありました。
そのことがあまりに印象的だったので先日とある大手企業の社長さんとお食事にいったときにその話をしてみました。
その方の前にその会社の社長をつとめられた方は、電光石火のように感情的に怒られるタイプだったそう。でもすぐあとに「飲みにいこうや」と関西のノリで叱った当の本人を誘われていたそう。
一方、現在のご自身は、というと部下をやむを得ず叱るときは、とにかく冷静に。その背景や対策を理詰めで聞いていくので、部下からは「逃げる場所がないから、こちらのほうがよっぽど怖い」と恐れられているというお話でした。笑
私も30代になるまではいわゆる良い「上司」に恵まれさまざまなフィードバックの仕方を見てほうだと思いますが、いま思うと
冷静に成長を期待して、理詰めで1つ1つ明確に認識を促してくれた外資系コンサルティング時代の上司のフィードバックが一番よかったように思います。
それはおそらく、
「何がまずかったのか」
「ではどう改善すればいいのか」
「それをどういうタイムラインで進めるのか」
「課題を克服できたかをいつどのような方法で確認するか」
を明確にしてくれたので、理解と改善のスピードが速かったのだと思います。
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しかし一方で、日系企業のときにはモノを投げるいわゆる「こわい」上司もいましたが、そのときも上司のメッセージは痛いほど明確だったように思います。
だいたいは、
・数字に弱い=ふんわり考えるな。構成する要素を数値で分解して構造を確かめろ
・プロ意識に欠ける=新人であっても最終責任者という認識で詳細を何度も確認して仕上げてこい
などのこと。その上司にとっては身をもって教えなければならない大事なポイントだったのでしょう。いまはよくわかります!
フィードバックの仕方に定石はないように思いますが
いまの立場になって思うのは・・・・

できればフィードバックなんてしたくない!笑
避けて通れるなら避けたい!
というくらい、いちいちエネルギーを使うということ。
そして相手に愛や期待がないとできないなーというのが共通点でしょうか。
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みなさんは、いかが思われますか?

けみじゅんこ
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