Daily Archives: November 23, 2016

日ASEANイベントに登壇いたしました

Other November 23, 2016 0 Comments

今週はASEAN-Japan women entrepreneur program にて 日本代表としてパネルディスカッションに参加するためマニラに行っておりました。 このカンファレンスはASEANと日本の政府が女性起業家の交流と 情報交換を支援するもの。 200名ほど参加された2日にわたる会議で, kay me についてプレゼンテーションおよび起業についてのナレッジシェア およびASEANの起業家の方々のビジネスプランへのコメンテーターも つとめさせていただきました。 全編英語で 実に10か国の国々からの起業家、アカデミーサイド、政府関係者などの参加。 本当に勉強になり気づくことが多かったです。 以下は全体感について、得た感覚 1) 人材市場の現状から将来性について Philippineは平均年齢が23歳。人口1億人突破。英語ができてラテンノリで明るい。 労働人口1割は海外に出る。女性管理職比率世界4位で約50% 日本の平均年齢は46歳。フィリピンの倍。 ほぼアラフィフ。 ご存じのとおり男性管理職圧倒的マジョリティ。 ILO調べ女性管理職比率11%世界96位 世代、性別を問わず英語ができず日本語ドメスティック事業に安住しがちでは? 日本は製造業はもとよりサービス業に良い人材が集まらないといわれます。 これは向こうずっと加速する。 企業はアジア、ヨーロッパに拠点を設けるか、 国内拠点に来てもらうか。 一次、二次、三次いずれの産業もサバイブするなら選択はもうしなければならないのかもしれないと思いました。 ちなみにデザイン人材なら圧倒的にヨーロッパ サービス人材ならアジアな気がします 2) ヨーロッパ同様、ASEANの人も、1)の状況をシビアに読み取っている。 日本より日本を客観視しています。 ASEAN諸国の経済成長率は6-7%、タイは2%台 そして日本は0.5% ちなみにイギリス、アメリカ、香港は2-3% Londonにいるとき同様、日本の成長性への期待というか興味はあまりないように 感じましたが、因果関係として海外競争力、および女性活躍可能性が 困難だからでしょとも言われる。 日本の成長性より自国のほうが優位にあると気付いている。 3)女性起業家支援はありがたい。 一方でこれまでいろいろな会に参加させていただき 今回ASEANの各国政府が推薦するレベルの女性起業家たちとも交流し 正直、以下3つが課題だという仮説が確信に近づいた ※北米はまだ行っていないのでよくわかりませんが・・ 戦略性←これはASEAN全体的な課題。 時間軸、空間軸について近視眼的。 好きを仕事にしました、や半径何メートルのための構想、 また社会貢献の言葉は耳障りは良いが時間と空間の戦略が無ければ起業はしても 事業にはなりにくい 数値←上記同様、感性に寄りすぎて数値で捉えない傾向が強い。というか、話に数値が出てこない。   主張←これは、英語で議論する力、と言い表わせるかも。これは日本がダントツ弱い。 英語が通じないから言葉のせいにされがちだけど 実は英語で議論、という2つの要素が課題。 以上は全部、私の課題でもあり…

read more