先日、現在リリースが大詰めになってきています。 小さなバッグの工場さんへ行ってまいりました。 もともと、海外のビジネス出張で、 そして日頃のビジネスレセプションで・・ はたまたホームパーティで・・・ グラスやほかの荷物をもっていても いくつもの種類の名刺や、 2か国の通貨が分けていれられたり スマホとパスポートとペンがセットで しまえるような小さいバッグはないかなと思っていました。 なので・・・機能性とすっきりしたデザイン性から 「あーでもない、こーでもない」と描いたデザイン画が出発点 その中に実際に パスポートを入れるには 化粧コンパクトとスマホを入れるには・・など 実際のサイズを書き込んでいたのです。 その後、どのようにして仕上げていただいているか・・ なのですが、工場のデザイナーさんに そのデザイン画をもとに図面をひいていただいています。 そうして、設計図をもとに、まずプロトタイプを立体でつくり 様々な整合性やサイズ、見た目に問題がないかを探ります そしてなんと ここまでも緻密で綿密、そして経験がものをいうプロセスなのですが ここからいよいよ金型制作にはいります 金型はこの場合、布地を1つ1つのピースに裁断するための刃 底面が刃物になっている刃物。 布地を裁断するもの、といったほうがいいですね 図面をもとに1つ1つの金型をつくるのいですが なんと、1つのリボン上のメタルをおりまげながら 1つの金型にしていく特殊な技術を用います。 とくに内側に曲げる技術がむずかしい! そしてなんと鞄の 表地、芯地、裏地でそれぞれ素材の厚さや裁断のしやすさやくせが違うので 刃のタイプが違う金型がいる。そのため3種類の刃をもつ金型が生まれるのです! 驚愕の・・なんと金型は43個! …